クチコミ情報、先に見るか後から見るか

自分がどんなときにクチコミ情報を見ているかを考えてみた。

単価が比較的高いモノを買おうとしているとき(家電、旅行先、ケータイの料金プランなど)は、致命的な失敗を避けるために、買う前に他の人の感想を確認するためにクチコミを見る。

単価が比較的安いモノを買おうとしているとき(本を買う、映画を見る、ランチの場所など)は、リスクは許容範囲内なので、あえてクチコミは見ない。たまに、行為が終わった後に、他の人がどんな風に感じているかを確認するために見る。

後者については、僕の場合はまずは自分で経験してみて、自分で喜怒哀楽を感じたうえで、ちなみに世間ではどうなのって確認する方が楽しい。

「100万部突破!」と声高に叫ばれている書籍を読んで、あまりのくだらなさにがっかりしたり、「このラーメンうまいな」と思った店が、ネットでは酷評されていたり。自分の感じたことと、クチコミの大勢の意見との差異を見つけては喜んでいます。世論をそのまま信じるのが気にくわない性格なのかもしれません。

ただし不思議なもので、自分の親しい友人がすすめてくれるレストランや書籍は、なぜか自分の好みに近いことが多い。友人の言うことだからと無理に合わせているわけでもないのに。

逆に考えると、自分の好みに近い他人を捜すことができれば、その人と友だちになれる確率は高いんだろうか。

3 comments to クチコミ情報、先に見るか後から見るか

  • YoheiMiyamoto

    はじめまして、YoheiMiyamotoといいます。
    >逆に考えると、自分の好みに近い他人を捜すことができれば、その人と友だちになれる確率は高いんだろうか。
    ちょうど、僕も同じことを感じていまして、
    このエントリーを見つけたときは、
    とてもうれしかったです。
    自分の好きなものの共通点が
    多い人に対しては、共通のトピックも多いので、
    両者の間で、コミュニケーションが活発に行われるように
    なるというのは、容易に想像できるのですが、
    同時に、相手に対して、信頼感のようなものも
    生まれるのを実感したことがありました。
    それも面白いなあと感じておりました。
    相手の回りの人間関係や、所属している組織を
    知ることによって生まれる、信頼(信用)とは、
    別物のように、思いました。
    そこに、Mixiのようなものとは、違う、
    個人間の新しい信頼関係の構築方法が
    あるような感じが受けております。

  • YoheiMiyamotoさん>
    コメントありがとうございます。Mixiなんかでも、自分の参加しているコミュニティと重複率が高い人を検索、みたいな機能があったらおもしろいかもしれませんね。

  • YoheiMiyamoto

    重複率の高い人を検索できる機能は、面白いですね。
    開発してくれないかなあと思います。

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