改めて「ネット」を感じた瞬間

ローカル環境でMovableTypeの試運転を２週間ほどした後、誰でもアクセス可能な場所に自分のblogを公開して、約１週間。もともと、自己をマスにアピールしたいという気持ちはなく、そうは言ってもインターネットに自分の文章を流す意味なども考えながら、この１週間は何の宣伝活動もせず、誰ともコネクトせず、こつこつと文章を書き溜めつつも、インターネットにありながら単なる点にしか過ぎませんでした。
先ほど、MyblogListの設定を済ませました。数分後、ネット上のどなたかが僕のblogをリストに追加されたようです。その時をもって、僕のblogは、インターネットに接続しました。
僕が初めてパソコンに興味を持ったのは、およそ20年くらい前。15年くらい前、初めて自分専用のパソコンを手に入れました。でも、それは単なる自分の部屋にある計算機にしか過ぎませんでした。しばらくは、学校の課題のプログラムを打ち込んだり、ゲームソフトを買ってきて楽しんだりしていました。
ある日、パソコン通信の存在を知りました。アルバイトでためたお金でモデムを購入し、電話線とパソコンをつなぎました。その時、僕のパソコンは、僕の知らない無限の人たち、無限の情報とのゲートウェイに変貌しました。その時の感動、驚き、夢は、未だに強烈に僕の頭の中にイメージとして残っています。
今日の出来事は、もしかしたらあの時と同じ気持ちとして、自分の中に記録されるのかもしれません。やっぱり、インターネットって、素敵です。