考える技術・書く技術

初版は1973年発行、30年以上前です。中学生か高校生の時に、学校の先生に薦められて一度読んだことがあったのですが、その時はちっとも心に響かなかった記憶があります。ただ、今になって再読してみたら、こんなおもしろい本が30年前から存在していたのかと、目からウロコでした。

考える技術・書く技術
	板坂 元 おすすめ平均 比較的長い文章を書かなければいけない人は必読 考える技術は必見。読み物としてもおもしろい 逆ピラミッド -文章の何たるかがわかる- 枯れた発想法と判りやすい事例の良書 Amazonで詳しく見るby G-Tools

カードによる情報分類、多ジャンルの雑誌の多読といった、情報収集・分類方法の他にも、こだわりの筆記具の話があったり、海外旅行で街の骨董品屋を訪れる愉しみ方の紹介があったり。読みながら、気になるページに小さい付箋紙を貼り付けていったら、最終的に付箋だらけになりました。確かに、今、高校生の姪っ子に何か本を薦めるとしたら、この本を薦めるかも。たぶん、ブックオフのような古本屋だと100円で買えると思います。
そして、自宅用にロッキング・チェアが異常に欲しくなってしまいました。