トム・ハンクス主演の映画「アポロ13」などの撮影でも使われたという、飛行機が急降下する際の無重力状態。個人的にはあまり遭遇することもなくなったけれど、飛行機に乗っていてエアポケットに入ると、一瞬、無重力に近い状態になる。ひどいときにはほんの一瞬とはいえ、機内食で出されたコーヒーやオレンジジュースが、表面張力で丸い玉になって宙に浮くこともある。
これを実際に体験できるツアーがフロリダにあるそうだ。
ZERO-G Zero Gravity Experience – Parabolic Flights（英語）
http://www.nogravity.com/
あの状態を人工的に作り出して、数十秒間の無重力飛行を楽しもうというツアーらしい。日帰りツアーのスケジュールはこんな感じ。
8:00 AM 受付
9:00 AM 地上にて訓練
11:30 AM コーチやクルーと一緒に軽いランチ
1:00 PM 安全な飛行のための注意事項確認、飛行場へ移動
2:00 PM ハリウッド国際空港より離陸、無重力体験本番！
5:00 PM 重力圏に戻ってきたお祝いパーティー
無重力状態にもいくつか段階があって、地球に比べて1/3の重力（火星レベル）体験、1/6の重力（月面レベル）、そしてゼロ重力の3つを体験できるとのこと。
写真、DVD、おみやげのデュッフェルバッグ、Tシャツ2枚、額入り写真、ミッション遂行証明書、朝食、昼食、ディナーなどがついて、しめて2,950ドルなり。日本円でおよそ30万円強。
いかが？
どれくらい楽しそうかはこちらのギャラリーからどうぞ。アメリカ人、総笑顔状態。
photos and video
http://www.nogravity.com/index.cfm/…
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ヒトは宇宙で進化する―無重力とからだの不思議な関係 三井 いわね |
