ブランド価値と時価総額

野村総合研究所が下記のような「ブランド価値」を算出したそうだ。

ブランド価値は、経済産業省の研究会が開発したモデルをもとに(1)競合企業に比べ、どれだけ高い価格で販売できるか(2)固定客の存在により、長期にわたり安定した販売量を確保できるか(3)ブランドを活用した異分野、海外での売り上げ-を数値化し算出した。

上位30社のリスト
http://www.nri.co.jp/news/2005/051011.html
このブランド価値と、昨日の終値で計算した各社の時価総額(発行株式数×昨日の終値)を見比べてみた。ブランド価値の割に時価総額が低いのは、ソニー、花王、資生堂、ベネッセなど。逆に、ブランド価値の割に時価総額が高いのは、NTTドコモ、トヨタ、武田薬品、ヤフーなどと出ました。おもしろい。
ただし、今回公表されたデータは、2005年3月末の財務指標を元に算出されたものらしいので、そのまま投資判断には使うのは無謀。残念。

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