目的、役割、位置づけ

梅田望夫・英語で読むITトレンドより。

当たり前の発見かもしれないのだが、今のBlogger世界には、「語るべき何か」が内部から沸き出てくるゆえ「信念を持って意見表明」しようとしている「信念・意見表明系Blogger」と、「語るべき何か」のきっかけは主として自分の外にあり、それを観察して、知を他の人と共有することに楽しさを感じたり意義を見出したりする「観察・啓蒙系Blogger」が混在しているのではないか。

ここ数日間、自分自身でこのblogの目的とか役割とか、自分の中での位置づけをつらつらと考えていました。ノリと勢いのみで始めてしまったわけで、方向性もなにも考えてなく、日記+αでいいかなぁとも思っていました。
訪れる方も日に数人程度。のんびりやっていたのですが、2月22日に書き殴った、読んでて不愉快なblog のエントリーが、それを書いた時の自分の想定をはるかに越えて、結果的にいろんな方に読んでいただくことになりました。賛否両論、様々な意見があちこちに書かれたのも見ました。数人だった訪問者が、突然、1000人とか2000人になったわけで、びびると同時に感動しました。書く内容によってはこれほどの発言力を持ってるblogというものを、単なる日記+αにしておくのはもったいないぞ、と。
そんな時に出逢った梅田さんのエントリーは、ここ数日悶々としていた自分の内面を、すかっと整理していただくような内容でした。
当面は、「観察・啓蒙系」の形を取りつつ、語るべき何かが内からわき上がって来た時には、臨機応変に「信念・意思表明系」の自分を出していこうかと思います。バーンアウトしない程度に、細く、長く。

Comments are closed.

アーカイブ