心脳問題―「脳の世紀」を生き抜く

心脳問題―「脳の世紀」を生き抜く
山本 貴光 , 吉川 浩満

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心は脳にあるのか?

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元同僚で、飲み友だちで、尊敬の対象である親友の、記念すべき第一作。彼の脳内には凡人の理解を超える知恵と知識が詰め込まれているに違いないのだが、彼の口から出てくる言葉はいたって平易で、ユーモアに富み、なおかつロック・スピリットが感じられるのである。そんな彼の人柄がそのまま書籍になったと比喩したいくらいに、平易で、ユーモアに富み、なおかつロック・スピリットが感じられる著書である。
僕自身、「心脳問題」については、意識したことは何度もあるが、深く掘り下げて考えたことはない。この本が僕にとってのスタートポイントとなったわけだが、困ったことに、これがなかなかおもしろい。さらに困ったことに、この本の後ろについている「作品ガイド」が非常に充実しており、たくさんの良著への道まで提示されてしまった。ウェブでいうなら、リンク集が充実した名コンテンツのようさ。すげえ。

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