スペイン・マドリードで列車同時爆破テロ

すでに各種メディアで報じられている通り、通勤列車内での爆破テロがあった。
マドリードには友だちが住んでいる。幸い、彼女のホームページに彼女自身がテロの様子を綴っている日記を見つけ、彼女とその家族がテロに巻き込まれていないことに安堵する。
しかし。そもそもこの事件に自分の注意がいったのは、そこに友人が住んでいるからであり、そうでなければ、特に関心を示さなかったと思う。テロの首謀とされている非合法組織「バスク祖国と自由(ETA)」についても、明るくない。歴史も知らない。
たとえばどこかで飛行機が墜落したとき、ニュース原稿を読み上げるアナウンサーの言葉、「なお、乗客乗務員に日本人は含まれていませんでした」という、いわば「自分さえよければ主義」が、僕の中にも存在していることを知りました。
世界中のすべての問題を、自分の生活と結びつけることは所詮不可能だと思うけれども、今日のことをきっかけに、少しづつでもいいから、それを理解する努力をしていこうと思いました。

2 comments to スペイン・マドリードで列車同時爆破テロ

  • 11 of March of 2004. Attack in Madrid

    5本指ソックスの歴史でスペインについてふれたその日にテロが起きた。
    orkut で顔も知っている人たちの身の回りでの出来事だった。
    ワタシもニュースとは違う痛さをおぼえた。

  • スペインのことで考えた

    スペインで悲劇が起こった。 200人近くの方が亡くなっている。 月並みな言葉でしか表現できないけれど本当に悲しい。 そして同時にとても不快な気分だ。 なんでこんなことが起こるんだろう。 今回のテロはETAの手によるものなのか、アルカイダによるものなのかはわ…

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