日記やブログ、送信箱の中のメールを再読してみる

先日のセミナーでの大橋さんの話に触発されて、この本を再読してみた。

「手帳ブログ」のススメ
大橋 悦夫

「手帳ブログ」のススメ
翔泳社 2006-04-20
売り上げランキング : 22954

おすすめ平均 star
starBlogの本としても、ビジネス書としても感動的なできではない。
star自己成長のためにブログを書き続けるということ。
star多少ブログを書き続けた実績のある人に最適

Amazonで詳しく見る by G-Tools

去年の4月、発刊の直後に購入し、一度読んだ本なのに、新たな「気づき」がいくつも見つかった。当時の僕の読み方が甘かったのか、それとも、この1年の間に僕の中の何かが変わったのか。

この本の中でもブログの利点として挙げられていたことだが、当時の自分がこの本を読んで思ったことをたまたまブログに書き残しており(「手帳ブログ」のススメ – 6nano)、それを今読み返すことで、また別の意味での気づきももらったような気がする。その事実が、自分にとってはとても興味深く感じられた。

自分の書いたブログの記事を後になって読み返すことはあんまりやってなく、せいぜい、アクセス解析を見て、アクセス回数の多い記事があると「何書いたんだっけ」と興味本位に読んでみる程度。そうではなく、過去の自分が書いた文章を読むことによって、今の自分が何らかの「気づき」を得なければ、ブログを書いている意味が半減しちゃうんだなということを、身をもって体験した気分だ。

一年前にも書いたことだけど、この本、「ブログのススメ」としてじゃなく「日記のススメ」として読んでも、得られるものが多いと思います。

前は紙の手帳に日記を書いていたが、入力スピードや検索のしやすさを重視するようになり、今はMac用の日記ソフト「Clover Diary」というのを使い、Macで日記を書いている。紙に書いた分も暇を見つけてMacに転記している最中だ。昔の日記を読むのは楽しいのだが、楽しいだけで終わるのではなく、大橋さんの言うように、そこから新たな気づきや教訓を得ないともったいないんだなと認識。

また、数週間前の話だが、会社で仕事中にたまたまぽっかりと空き時間ができたので、特に意味はなかったのだが、使っているメールソフトの送信箱をのぞいてみた。今の会社で働いて約11年くらいになるが、僕が誰かに送ったメールが5〜6年分ほど残っていた。ざっと読んでみたのだが、これは自分にとっての宝の山かもしれないと思った。なんとか時間をやりくりして、この宝の山から、今の自分が感じる何かを拾い上げる作業を行ってみたい。

送信箱にメールを保存している人がいたら、一度、試しに読んでみるといいと思う。できるだけ古いやつを。

<関連記事>(←この関連記事をつけるのも、大橋さんにインスパイアされた結果ですw)

Comments are closed.

アーカイブ