週末、松戸市の主催する子育て相談会のような催しに行ってきた。
妻がいろいろと育児に関するパンフレットのたぐいを物色している間、僕は娘を連れて、館内にある子ども向けの遊びコーナーで時間をつぶす。娘と遊んでいると、知らないお子様たち(推定2歳くらい)が僕に寄ってきて、ボールを渡してくれたり、風船を持ってきてくれたりする。娘に渡すのではなく、僕に渡そうとしている。なぜだ。遊んで欲しいのか?
その後、妻が娘のおむつを替えている間、部屋の片隅でぼーっと座っていたら、また知らないがきんちょ(推定3歳)が風船を振り回しながら僕に寄ってきた。がきんちょは僕に笑いかけながら、こう問いかけた。「どうして(おじさんは)目がキラキラしているの?」
とっさに、なんと応えて良いものやら、いい返事が見つからない。僕「キラキラしてるかな?」がきんちょ「うん、光ってる」
そうこうしているうちに、妻が娘を連れてやってきたので、がきんちょとはバイバイした。未だに、あのとき、あのがきんちょに、どんな言葉を返せば良かったのか、思いつかない。
「実は、僕は仮面ライダーなんだ。
みんなにはナイショだよ。」
で。
いくら子ども相手だからといって、そのことをばらすのは
よくないと思います。
(自分に照らし合わせると)想像もできないシチュエーションだ…。
「何ライダーなの !?」って訊かれたら、
僕なら「ファイズさ」と言ってケータイチラ見せだけします。
ファイズですか、かっこいいですねぇ。
もし今度、「どうして目が濁ってるの?」って聞かれたら、
「やさぐれ兄弟なんだよ、きみも一緒に地獄を見ないか?」くらいな
イキな受け答えができる大人を目指します。