自分が他人に働きかけるとき、たとえば「これはすごい」と思う情報を周りの人に伝えたとき、周りから「うおぉ」という音とともに（というのは大げさだが）たくさんの反応が返ってくることがある一方、周りから何一つとしてレスポンスが返ってこないこともある。最近も、仕事でこの両方を体験した。前者はうれしいが、後者は困る。会心のボケをかましたのに、誰も突っ込んでくれず、おどおどする感じにも似ている。
原因は何か。ひとつは、伝えた情報が周りにとっては既知のことだったり、伝える技術が下手だったりといった、自分のほうの未熟さが考えられる。これは自分が努力するしかない。もうひとつは、反応の仕方がわからない、反応するのがめんどくさい、はなから無視など、周りの人の方に原因がある場合もあるだろう。自分の行動に自信のある時はなお、周りの人のせいにしたくなる。
ただ、基本的には周りの人の本心は、どうあがいたって僕にはわからない。それに、反応してくれない周りの人を責めても、事態はなにも変わらない。（というようなことを、何冊ものビジネス本で読んだ）
がんばって自分の腕を磨きます。あと、誰かがすごいことを教えてくれたら、自分もがんばって「うぉおぉ」と反応するように心がけます。
