アバウトな指令

先週、上司からとある指示を受けた。目的地はなんとなく理解したつもりだが、どうやってたどり着くか、道具は何を使うか、誰と行くかといった、具体的な指示はない。その辺は自分で考えてね、という意味だ。

思えば、今の仕事をしていて、手段も含めた具体的な指示というものを受けたことはほとんどないかもしれない。まったくないわけではないけれど、たいていは、ぼんやりとした大きなゴールだけ与えられて、あとは自力でそこにたどり着く方法を考えて行動してきたということが多い。または、目的地すら示してもらえず、自分でどこに行くべきかをまず考えなければならない、といったこともあった。

自分でも、手取り足取り指示されて言われたとおりに物事をこなすよりも、そういったあいまいな指示だけをもらったほうが、モチベーションが高まるような気もする。かなりつらい道だし、途中で転んだり、遠回りの道を選んでいたりと、いいことだけじゃないですけどね。

途方に暮れていてもしかたないので、まずは小さな一歩から始めてみます。

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