起業本

最近、立て続けに、起業ノウハウや個人事業系の本をいくつか読んでいます。といっても、別に自分が今すぐに会社を辞めて独立しようと考えているわけではありませんけどね。数ある人生の選択肢の一つとして、勉強がてらに。
そこで思ったのですが、世の中には「起業してウハウハ」な書籍はけっこうたくさんあるんですが、僕が読みたいのは、どちらかというと、「起業して失敗した」系のものなんですね。最近は購読してないので今もあるのかわかりませんが、日経ビジネス誌の「敗軍の将、兵を語る」のコラムなんか、大好きなのです。
1年くらい前に読んだこの本なんかは、わりと楽しく読んだ記憶があります。

起業バカ
起業バカ 渡辺 仁

光文社 2005-04-22
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おすすめ平均 star
starあんまり本は読まないんですが..
star起業ブームの光と陰
star起業の夢を持つ人は足場を固める意味で一読を

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主に、コンビニなどのフランチャイズビジネスを手がけて失敗したオーナーさんたちの話が多いので、様々な形態のある起業スタイルの中の、ごく一部の限られた事例だとは思いますが、起業することが必ずしもハイリターンというわけではなく、場合によっては、ハイリスク・ローリターンなのだということが良く理解できます。
そういえば、大学時代にコンビニの深夜帯枠でしばらくバイトしたことがありましたが、そこのオーナーさん(元々は酒屋さん)は、決してハッピーには見えなかったなぁ、と、今さらながら思います。
昨年末に「起業バカ2」というのも出ているらしいので、今度読んでみます。

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