「手帳ブログ」のススメ

シゴタノ! – 仕事を楽しくする研究日誌の運営者である大橋悦夫氏の著書、「手帳ブログ」のススメを読みました。

「手帳ブログ」のススメ 「手帳ブログ」のススメ
大橋 悦夫


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もう何年も紙の手帳を愛用しており(今現在はQuovadisのExecutiveとMoleskineの方眼を使ってます)、今年に入ってからは特に、日々のひらめきや気づき、ちょっとしたメモなどを手帳に書くように心がけています。大橋氏のブログは普段からもよく愛読しているので、手帳とブログがどのように連携できるのかを興味深く読み進めました。
感想としては、大橋氏の提唱はとても参考になる部分が多かったのでよかったのですが、それをあえてブログという形態・ツールで行う必然性の説得が今ひとつ弱かった感じがしました。強いて言えば、自分以外の誰かが目にするかもしれないブログという場に、自分の思いや決断を書き記しておくことで、自分自身にプレッシャーを与えることができる点がよいところでしょうか(年の初めに、「今年こそ禁煙するぞ!」と、家族や友人に宣言して、自分自身を追い込むような。)
書籍の中で紹介されていた4行日記、つまり、毎日の出来事を振り返り、
・事実を述べる
・そこからの気づきを述べる
・そこから得た教訓を述べる
・宣言する
という、シンプルなテンプレートは、ブログのみならず、普通の日記でも十分活用可能だと思いました。ちなみに、このエントリーも4行日記風に書いてみると、こんな感じ。
事実:大橋悦夫著「手帳ブログ」のススメを読んだ。
気づき:せっかく本を読んでも、その場限りで、後からそれを生かせないことが多かった。
教訓:読書時に感じた思い、ひらめき、気になるひとことなどは、何かに書き記して、後から読み返すべし。
宣言:本を読みながらメモを取る習慣をつける。

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