GTD、文房具、Web PIM、検索、プレゼン、マインドマップ、RSSリーダー、ソーシャルブックマーク……。僕一人のために発行してくれたのかと錯覚するくらい、最近の自分の好みのトピックがぎっしり詰まった良書。
Life Hacks PRESS ~デジタル世代の「カイゼン」術~ 田口 元 安藤 幸央 平林 純 by G-Tools |
中でも、GTD(Getting Things Done)は本当にオススメです。頭の中にある「気になりごと」「やらなきゃいけないこと」「夢」など、すべてのアイテムをひとつ残らず書き出して、一度頭の中を完全にからっぽにするんです。こうすることで、「覚えておく」という機能を外部に全部託して、頭は「考える」ことに集中できるのです。ストレスフリーです。
GTDはとてもシンプルなルールなので、何を使って実現するかは、人それぞれでかまいません。本書の中でも、アナログやデジタルなど、いろいろなツールが紹介されています。
僕の場合は、クオバディスのエグゼクティブという少し大きめの手帳と、15×50mmのポストイット。頭の中の気になりごとを、全部ポストイットに書き出します。それを「すぐやること」「今週中にやること」「近々やること」「いつかやりたいこと」「あとで参照する資料」などに分類して、最初の3つに分類したものは、見開き一週間になっているクオバディスの手帳に貼り付け、次の「いつかやりたいこと」は手帳を開いた1ページ目の白紙のところに貼り付け、最後の資料は後ろのほうの使わないページに貼り付けています。
GTDは、ウェブでいろいろ情報を集めながら手法を勉強しているうちにハマリ、最近になって、原書を読み始めたところです。まだ半分くらいしか読んでいませんが、やっぱりいいです、この手法は。組織改編でばたばたする今日この頃ですが、GTDを実践していたおかげで、周りに流されることなく、自分のペースで淡々と楽しく日々を過ごすことができています。
Getting Things Done: The Art of Stress-Free Productivity | |
David Allen
Penguin USA (P) 2003-01 |
著者の一人である百式の田口さんが、Life Hacks PRESSのプレゼント企画をされています。締め切り間近。希望者は急げ。
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