レンタル牛で草刈、かつ、ソーラー発電牧柵でコスト減

全国のゴルフ場はこの山口型放牧を導入すべき。

ソーラー型電気牧柵は、ソーラーパネルから電源をとり、5000ボルト程度の電流を電線に流すという仕組みの牧柵で、従来の固定式牧柵に比べ、コストは3分の1、設置にかかる時間はなんと50分の1に軽減されました。これで、いろいろなところに「放牧地を移動」することができます。

 次に「牛を移動」するために重要なのが、放牧経験の豊富な放牧牛の貸し出し、「レンタカウ」制度です。牛というのはデリケートな動物で、ずっと牛舎で飼われていた牛は、突然放牧に出されてもとまどうばかりで草を食べません。また、一人(匹)きりで放牧に出したのでは、さみしがって草を食べず、これまたげっそりしてしまいます。そのため、放牧初心者牛にお手本を示すお姉さん牛、さみしがらせないためのお友達牛になる「レンタカウ」を入れて放牧を始める必要があるのです。県畜産振興協会では、各畜産農家が持っているレンタカウ候補の情報を集めた「牛バンク」を整備していますし、県畜産試験場では、試験場の牛をレンタカウとして貸し出すほか、畜産農家から初心者牛を預かり、放牧トレーニングをするという事業も行っています。

素敵ですね。太陽のエネルギーを使って牧柵に電流を流し、その囲いの中に牛を放牧する。牛たちも食べ物がたくさんあって大喜び。無駄がないとはこのことだなぁ。
リンク先のページでは、雑草の生い茂った畑が、牛さんたちによって、きれいな畑になった写真が見れます。

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