白夜行を買いに行ったけど在庫切れで、手ぶらで帰るのももったいないと思い、買った一冊。2~3時間で読了。
県庁の星 | |
桂 望実
おすすめ平均 |
県庁に勤めるキャリア公務員が、自らの昇進のために1年間、民間企業へ研修に。派遣先はさびれたスーパー。
数値や前例の有無で物事を考える官が、お客様第一という民の考え方にとまどいながらも、民の良さを体で感じ取っていく……というお話で、娯楽としてはまあまあ。
無駄な部分をそぎ取って、「上司の顔色だけをうかがうナンバー2」「現場を見ず、過去の数値データだけに基づいてずさんな計画を立てる人」「トップダウンではなくボトムアップで改善」とかをもっとうまくふくらませることができれば、ちょっとしたビジネス啓蒙書にもなったかもしれないのに。
映画も公開されるようですが、原作の第2の主人公でもある子持ちの中年女性が、映画では若くてきれいな女性(柴崎コウ)になってしまい、余計なラブストーリー風味も加わるようで、ちと残念。
容疑者Xの献身
昨日、白夜行を探してあきらめたときに、購入した一冊。 容疑者Xの献身東野 圭吾 おすすめ平均 素晴ら…