未来の自分に質問してみる

ニューヨーク発――2009年4月25日、グレッグさんという男性が、1通の電子メールを受け取ることになっている。それを読んでグレッグさんは、メールの送り主が最高の友であると同時に最悪の敵であり、ミッシェルという名の女性とデートをしたことがあり、コンピューター科学を専攻するつもりだったことを思い出すだろう。
 メールにはこうも書かれている。「もっと大切なことがある。きみは今、女ものの服を着ているのかい?」。このメールは、他ならぬグレッグさんが自分自身に宛てて、『フューチャーミー』(FutureMe)というウェブサイトから送ったものだった。
 未来の自分や他人に電子メールを送れるサイトは、フューチャーミー以外にもいくつかある。これはいわば、テクノロジーを利用したタイムカプセルで、人の好奇心や説明責任、郷愁といった感覚に訴えるアイディアだ。

たとえば不慮の事故で死んでしまうことなどを想定して、10年後や20年後の配達設定で、配偶者や友人にメールを書く、なんて利用法もあるのでしょうね。
サービスを使うかどうかはともかく、もし自分が、30年後の自分に宛てて手紙を書くとしたら、何を書くだろう? というのをまじめに考えてみたいと思いました。

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