父の他界

しばらく更新が滞りました。10日から23日まで、滋賀の実家に帰省していました。
父危篤の知らせを受けて、緊急帰省。それから1週間、病院に寝泊まりしながら父の面倒を見ました。入院当初は元気で、点滴をはずそうとしたり、ベッドから抜け出そうとしたりと、やんちゃな父だったのですが、次第に弱々しくなっていき、最後の2日間は意識もなく、17日の夕方、家族全員が見守る中、すぅーっと息を引き取りました。


僕が看病に来たこと、子どもが生まれたことなど、いろいろ話をしたのですが、認知症が進んでいたので、どこまで理解してくれていたかはわかりません。でも、声をかけながら手を握ってあげると、ぎゅっと握りかえしてくれたりして、たぶん、少しはわかっていたのだと思います。
息を引き取る瞬間は、ただ「ありがとう」の一言しか言えませんでした。
さて、それからが多忙の始まり。親類・知人への連絡、通夜と告別式の準備、葬儀会場やお坊さんとの打ち合わせ、葬儀費用の見積もり、遠方の親類のための宿や車の手配などなど、やるべきことが山積み。通夜や告別式の当日も、挨拶回りしたり、香典の管理したり、ビールついでまわったり、運転手したりと、休む暇なし。喪主は兄だったので、僕は喪主のサポート役として働いたのですが、それでも十分忙しかった。悲しみに暮れる暇などない。
すべての儀が終わって、実家に戻り、家族だけでゆっくりと食事をし、酒を飲みました。
式の翌日以降も、葬儀費用の精算、香典リストの作成、後のスケジュール(四十九日など)の相談など、いくつかの残務があり、それらをすませて、先週末、長い帰省を終えて自宅に戻ってきました。疲れたけど、いろいろ勉強になりました。父ちゃん、ありがと。

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