インターネット広告費、ラジオを抜く

ネット広告の勢いは止まることを知らず、誕生して10年ほどで、歴史あるラジオ広告という媒体を抜き去りました。

国内のインターネット広告の市場規模がラジオを初めて追い抜いた。電通が17日発表した「2004年日本の広告費」によると、ブロードバンド(高速大容量)通信の普及などを背景にネット広告費は前年比53.3%増の1814億円となった。ラジオ広告費は0.7%減の1795億円と4年連続の前年割れ。ネット広告は05年も大幅増の見通しで「約30%増の2300億円程度に拡大する」と電通ではみている。

詳細は電通のサイトで公開されているPDFを参照。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2005/pdf/2005006-0217.pdf


この勢いが続くとすると、あと2~3年もすれば、4000億円規模の雑誌媒体も抜いてしまうかも。すごい。とはいえ、お化け媒体のテレビ広告(2兆円!)に比べるとまだ10分の1の規模しかないんですけどね。
あと、媒体別広告費の表を見ていて思うのは、新聞の折り込み広告やダイレクトメールといった、生活密着型の広告費がかなり多いなーということ。ここら辺りも、ユーザーの地域属性とかをうまく活用すればインターネットが充分切り込んで行けそうです。

Comments are closed.

アーカイブ