残さない暮らし

江戸のまちにゴミがなかったのは、立派な反物でもいつかは雑巾(ぞう・きん)を経てかまどの燃料となって灰になり、最後には肥料として土に戻っていたからである。物を捨てるという観念そのものがなかったのである。

  リサイクルなどという前に自然に戻らないものは作らないぐらいの覚悟がなくては人類はゴミによって滅亡する。

  今から400年後の世界に何を残すかが問題なのではない。「何を残さないか」が問われている。

重い言葉ですね。

Comments are closed.

アーカイブ