新潟中越地震 セラピー犬が長岡ろう学校訪問

視覚が不自由な人にとって、地震というのは、聴覚や触覚からしか事態を把握できない、僕にはとうてい想像も出来ないパニックなのかもしれない。そんな彼らを癒すことが出来る犬たちがいるということを知って、心から犬たちに感謝したくなった。

温かくて気持ちいい――。新潟県中越地震で被災した子どもたちを励ますため、セラピー犬6頭が県立長岡ろう学校(長岡市)を訪問、幼稚部の児童14人と交流した。子どもたちがほおずりをしたり、抱きかかえると、犬たちも前足を上げながら、顔をなめるなど愛らしい仕草で応えた。

人の心がわかる犬―セラピー犬ディロン
井上 こみち

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