国会図書館、ウエブサイトも06年から保存へ

国内で出版されるすべての書籍・録音物を収集・保存している国立国会図書館が2006年から対象をホームページ(HP)などウェブサイトにも広げる。ネット時代を迎え、情報伝達手段としてのHPの役割が大きくなっているにもかかわらず、随時更新などによりデータが消滅していることを懸念。電子データの形で保存することにした。2008年をメドに一般利用者の閲覧も認める方針だ。

ついに、というか、ようやく、というか。
国の機関がウェブアーカイブの重要性を理解して重い腰をあげてくれたことは、非常に評価できると思う。なにせ、まじめにアーカイブしようとしたら莫大なディスク容量が必要となってくるだろうし、そこから得られる金銭的利益はほとんどないだろう。ただ、半永久的に残る紙資源とは異なり、デジタルデータという、ある時は存在しても、ある時をもって泡のように消えてしまうデータ(そう、あの、莫大な予算を使って作り上げて、消え失せた、インターネット博覧会=インパクの有益な情報資源のように)を、きちんと保存して後世に伝えるというのは、とても価値がある行動だと思う。

国立国会図書館入門
NDL入門編集委員会

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1 comment to 国会図書館、ウエブサイトも06年から保存へ

  • 国立国会図書館がサイト調査

    アクセスログの中に、ndl-japan-research-robot-1.1 と言うのがありました。見慣れないロボットだと思って身元調査をしてみますと、国立国会図書館のものでした。
    また、16:…

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