「超」納税法
「『超』整理法」などの著書で知られる野口悠紀雄氏の一冊。自営業者にもサラリーマンにもオススメ。
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よく、サラリーマンは給与がガラス張りで、自営業者に比べて、税を多く取られているといわれていますが(かくいう僕もそう思ってましたが)一概にそうも言えないのだということを勉強させてもらいました。
確かにガラス張りではあるものの、よく考えれば結構な額の給与所得控除を(自分が何も申告しなくても)認められているわけで、この点だけを見たら、自営業よりもサラリーマンの方がかなり有利なのです。
ただし、自営業だと工夫次第で(この給与所得控除を活用して)、普通に会社から給与をもらうサラリーマン以上に税を少なくできる可能性があるというのも、同時に学びました。このあたり、「男はつらいよ」の登場人物であるタコ社長やおいちゃん、おばちゃんの給与がどうなっているか、という風に例えられていて、非常にわかりやすかった。
結論として、サラリーマンはいったん会社を退職し(その時点で退職金ももらえるし)、そのうえで自分で法人を作り、もとの会社と業務委託契約を結ぶということができれば、税の優遇が得られそう。ただしその場合、きちんとした会計処理や保険契約などをすべて個人で行う必要があるので、お金を取るか時間をとるか、という選択になるのかもしれませんが。
この本を読んだ後に、新聞で報道されている、政府の税金の改定案などを見ると、いままでとは違った視点で発見があると思います。たとえば今朝の朝刊で「住民税を一律10%にする代わりに、給与所得控除の上限を増やす案」とありました。またまた給与所得控除が増えるとは、サラリーマンにとって、自営業者にとって、得なのか損なのか。
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