世間は狭いですね

今週の日本経済新聞のコラム「やさしい経済学」で、一橋大学教授の西口氏が「小世界」の新組織論というのを書かれていた。
俗に言う「え、あなたもあの人のお知り合いですか? 世間は狭いですねぇ。」というのを、「スモールワールド現象」とか「六度の分離(接続)」とかいうらしい。世界中のどんな人とも、間に5人の仲介者がいれば、つながってしまうのだって! つまり、「僕の知人の知人の知人の知人の知人は、○○さんです。」の「○○」に、誰を入れても成り立つということ。マリア・シャラポアも、綾瀬はるかも、ジョン・ケリーも、5人ほど仲介すればたどり着ける。すごくないですか?
ネットで検索していたら、いろいろとおもしろいものを発見。
SIX DEGREES OF KEVIN BACON 世界はケビン・ベーコンを中心に回っている
去年はやったものらしいですが、「アメリカのどんな俳優であれ、3~4人たどれば、ケビン・ベーコンにたどり着く」というのを実証しているサイトがありました。たどり着く相手にケビン・ベーコンを選ぶセンスがまた絶妙。ここだけ見てると、ケビンにはものすごい数の友人がいるように錯覚します(いや、実際そうなのかもしれませんが)。
orkutやgreeでも同じような実験をするポテンシャルはあるんだろうけど、いかんせん、登録者数がリアルの世界のほんの0.0xパーセント程度だろうからなぁ。
参考にさせていただいたサイト
6 degrees of separation (LazyGeeks)
『新ネットワーク思考』に記述された「六次の隔たり」の背景 : NDO::Weblog

3 comments to 世間は狭いですね

  • 小世界の新組織論

    残念ながら、この西口教授のやさしい経済学、「小世界」の新組織論は8月4日(水)の第8回「新時代の幕開け」をもって終了となってしまいました。  内部告発や直訴により、ネットワークのリワイヤリングが行われると、組織のトポロジーが劇的に改善されるんだな。私の…

  • 小世界の新組織論

    残念ながら、この西口教授のやさしい経済学、「小世界」の新組織論は8月4日(水)の第8回「新時代の幕開け」をもって終了となってしまいました。  内部告発や直訴により、ネットワークのリワイヤリングが行われると、組織のトポロジーが劇的に改善されるんだな。私の…

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